江口寿史氏、トレパク疑惑がさらに拡大 「カモフラージュ投稿」疑惑と“古塔つみ氏との師弟関係否定”が波紋呼ぶ

2025年現在、SNSを中心に大きな注目を集めているのが、イラストレーター江口寿史氏の「無断トレース(通称トレパク)」疑惑です。


ルミネの広告ポスターをきっかけに次々と検証が行われ、企業案件や行政依頼の作品にも無断利用の疑いがあるとして炎上が続いています。


目次

■ ルミネポスターから始まった大炎上

発端となったのは、ルミネの広告ポスターで使用された江口氏のイラストが、モデル金内柚さんの写真を無断でトレースしたものだと指摘されたことでした。


金内さんは当初、SNSで騒ぐことなく直接江口氏に問い合わせるという冷静な対応を取っていましたが、江口氏の返答が火に油を注ぐ結果に。

江口氏はトレースを認めつつも、

「金内さんのSNSアカウントを紹介しておくので、今後の活躍にも注目してほしい」

といった上から目線の投稿を行い、謝罪や反省の言葉がなかったことで批判が殺到。


結果、金内さんは自らX(旧Twitter)で権利を訴える投稿を行い、最終的にクレジット表記と使用料の支払いを受けることになりました。


■ “観音像”まで無断トレース? 職人からの指摘で過去の作品が再燃

さらに過去の作品でも問題が再浮上。
江口氏が制作した仏像のイラストが、京都の仏師・桜井覚山氏の「見返り観音像」を無断で参考にしていたことが判明しました。


後に両者の話し合いで和解したものの、江口氏の説明文が再び物議を醸します。

「昔からある仏像だと思い込み、単なる資料として参考にさせてもらった」

この発言に対しては、
「事後承諾なのに“単なる資料”扱い?」「リスペクトが感じられない」
という批判が殺到しました。

また、イラストの足元に描かれた魚の模様が葛飾北斎の版画をトレースした疑いも浮上。

江口氏が別の絵師・歌川広重を“参考にした”と投稿していたため、「実は北斎をトレースし、別の名前を出してカモフラージュしていたのでは?」

という指摘まで出ています。

この「カモフラージュ投稿疑惑」は、SNS上でも大きく拡散されました。
ユーザーの中には、

「別の作家をわざと出してミスリードを誘っていたのでは?」
「確信犯的な偽装工作だ」

という声まで見られています。


■ 古塔つみ氏との“師弟関係”疑惑と即否定の違和感

もう一つ話題を呼んでいるのが、過去に同様のトレパク騒動を起こしたイラストレーター古塔つみ氏との関係です。

古塔氏は2022年に写真トレース疑惑で炎上し、最終的に謝罪・アカウント閉鎖に追い込まれた人物ですが、実はその前の2021年、古塔氏自身がXで江口氏とのツーショットに触れ、

「江口先生にお会いできて刺激を受けた。弟子としていつでもお手伝いします」

と投稿していたのです。

しかし、その投稿に対し江口氏は即座に反応し、

「古塔さんは弟子ではありません。師弟関係ではなく、ただの“敬意を表す意味の師匠”です」

と、やけに強調する形で否定

このやり取りがあったのは古塔氏の炎上より前ですが、「すでに古塔氏の評判を聞いて距離を取ろうとしていたのでは?」との憶測が飛び交っています。

ネット上では、

「トレパクラーがトレパクラーを師匠と呼ぶ構図、香ばしすぎる」
「結局、師弟そろって同じ道を辿ったな」
「見事な伏線回収」

と皮肉交じりのコメントが並びました。


■ トレースは“申告罪”ゆえに「指摘された時だけ対応」?

動画内では、江口氏の対応姿勢についても鋭く指摘がありました。
あるコメントでは次のように述べられています。

「著作権侵害は申告罪、肖像権侵害も民事。だから本人に指摘された時だけ対応すればいいと思っているのでは」

つまり、被害者が気づかない限り、そのまま使っても罪に問われないという法の盲点を利用し、
「見つかった時だけ謝罪・対応すればいい」という極めて悪質な手法だというわけです。


■ ファン層の偏りが“発覚の遅れ”を生んだ?

江口氏は1980年代に『ストップ!! ひばりくん!』などで人気を博した漫画家。
そのためファン層は中高年の男性が中心で、若い女性モデルやファッション誌の写真には関心が薄い層が多かったとされます。


今回トレパク元とされる素材が若年層向けコンテンツだったため、「誰も気づかなかった」ことが発覚の遅れの要因だったとも言われています。


■ SNSでは“確信犯説”が濃厚に

SNS上では今もなお検証が進んでおり、

  • 過去作品の元ネタ検証
  • 参考元を意図的に隠した“ミスリード投稿”
  • 企業案件での著作権無視

といった証拠が次々と掘り起こされています。

「過去に“ナツちゃんて誰?”って返してたけど、あれも元ネタ指摘が怖かったんじゃ」
「バレたら謝る、バレなきゃ知らぬ顔。まるで確信犯」

といったコメントが相次いでいます。


■ 結論:リスペクトなき引用は“創作”ではない

芸術や創作の世界では、過去の名作を参考にすることは珍しくありません。
しかし今回の江口氏のケースは、「リスペクト」や「許可」といった基本的な礼儀を欠いた点が問題視されています。


また、被害者が気づかない限り放置し、指摘された時だけ対応する姿勢も信頼を大きく損ねました。

今後、江口氏がどのように説明・謝罪を行うのか、そして企業・行政案件にどのような影響が出るのか、引き続き注目が集まっています。


まとめ

  • 江口寿史氏のトレパク疑惑は企業・行政案件にも波及
  • 北斎や広重を“カモフラージュ”した投稿疑惑も浮上
  • 古塔つみ氏との“師弟関係”発言を即否定したやり取りが再注目
  • SNSでは「確信犯」「隠蔽工作」との指摘が拡大
  • クリエイター倫理が問われる事態に発展中
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