筋肉質な体と歯に衣着せぬ物言いで知られる弁護士・桜井ヤスノリ氏(通称:筋肉弁護士)のX(旧Twitter)アカウントが、2025年10月16日に凍結されました。(現在は復旧)
過激な発言で賛否を呼んできた桜井氏ですが、今回は“日本人ディス発言”が決定打となったとみられています。
■「日本人が一番キモい」発言で通報殺到
桜井氏は以前からYouTube番組「ノーボーダー」などで、移民政策や外国人犯罪をめぐる議論に積極的に参加してきました。
特に「クルド人の受け入れ問題」をテーマにした発言では、「トルコ籍の犯罪発生率は日本人の15倍」と統計を引用しながら外国人犯罪の現状を指摘。
一方で、番組内で「日本人が一番キモい」「日本人の同調圧力が異常」などと発言したことがSNSで拡散され、炎上が加速しました。
この発言がXの規約上「ヘイトスピーチ」または「侮辱行為」にあたるとされ、多数のユーザーから通報が集中したとみられています。
■過去にも“マスク発言”で凍結されていた

実は桜井氏のアカウントが凍結されるのは今回が初めてではありません。
2020年のコロナ禍では「マスクに感染予防効果はない」と投稿し、当時のX(旧Twitter)の「誤情報拡散」ルールに違反したとして一時的に凍結されていました。
今回も同様に、SNS上での過激発言が規約違反として判断された可能性が高いとみられます。
■ネットでは賛否両論「言いすぎ」「でも必要な存在」
X凍結のニュースが広がると、ネット上では賛否が真っ二つに分かれました。
「日本人を侮辱したんだから当然」
「差別と正論を履き違えてる」
という批判が相次ぐ一方で、
「過激だけど、議論を活性化させる意味では必要な存在」
「本音を言える弁護士がいなくなったら、それこそ怖い」
と、彼の“議論スタイル”を評価する声も少なくありません。
■北村弁護士との因縁も再燃
さらに炎上の裏では、テレビでもおなじみの北村晴男弁護士との“確執”も話題に。
北村氏が石破茂総裁を「奇妙な生物」と評した際、桜井氏は「紹介請求」を提出するなど真っ向から対立。
その際にも辛辣な言葉を多用していたため、「あれも凍結の伏線だったのでは」との指摘も出ています。
■筆者の見解:「過激だが、存在意義はある」
筆者としては、桜井氏の発言は確かに過激で攻撃的な部分もありますが、日本社会の“同調圧力”に一石を投じる存在であることも否定できません。
特に移民や治安、言論の自由といった問題を正面から議論するきっかけを作った点は大きいでしょう。
ただし、SNSは一言が命取り。
「冗談」や「皮肉」も文脈を離れれば“炎上燃料”となるのが現代のネット社会です。
今回の凍結は、彼自身だけでなく、言論のあり方を考える上での象徴的な出来事と言えるかもしれません。
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