自民党の造反議員・船田元(ふなだはじめ)氏が、党内で完全に孤立してしまったようです。
10月12日に自身のFacebookで「公明党との連立解消は誤りだ」と投稿した上で、「総裁選をやり直すべき」とまで発言したことで、大炎上。
その後も党内懇談会で同じ主張を繰り返した結果、まさかの*公開処刑状態”になってしまったと話題になっています。
■両院懇談会でヤジの嵐!同調ゼロの“孤立演説”
報道によると、10月14日に行われた自民党の両院懇談会で、船田氏は再び「連立を見直すべき」と主張。
しかし、同調する議員は一人も現れず、会場内では次第にヤジが飛び交う異様な空気になったといいます。
「お前だけだよ!」
「誰も賛成してない!」
といった声が飛び交い、発言の途中で船田氏は明らかに動揺。
最終的には「私の一方的な発信でご迷惑をおかけしました」と、涙声で謝罪したと報じられています。
まさに党内から袋叩きにされた格好です。
■メディアは「賛同の声もあった」と報道するが…現場は真逆だった
一部メディアは「党内でも慎重論が出ている」と報じていますが、実際は圧倒的少数派。
高市総裁を支持する議員たちは「党員票を重視して選ばれた総裁を否定する行為だ」と激怒。
懇談会の空気は“冷ややか”どころか、“敵意むき出し”の状態だったようです。
■ネット民「そりゃヤジも飛ぶわ」「落選確定だな」
この騒動を受け、SNS上では容赦ない批判が殺到しました。
「まだ言ってるの?解散以外に選択肢ないだろ」
「船田、次は絶対ない。落選運動だ」
「公明票なしで勝てると思ってんのか?」
「誰にも必要とされてない。消えてどうぞ」
まさにネットでも総スカン状態。
“造反劇”は完全に裏目に出てしまいました。
■栃木1区の現実、公明票がなければ敗北確実か
船田氏は栃木1区選出。
前回の衆院選では、立憲民主党候補とわずか1万5,419票差の薄氷の勝利でした。
公明党の支援票が約2万票あるとされており、連立解消後に支援を失えば、次の選挙で敗北する可能性が極めて高いと見られています。
さらに過去には不倫スキャンダルで党の役職を辞任した経緯もあり、当選14回を重ねながらも一度も閣僚ポストに就けなかったことから、党内での発言力も低下している模様です。
■過去の投票行動も裏目に…「裏切り常習」との批判
さらに批判が集まる要因のひとつが、過去の総裁選での投票行動。
船田氏は2021年の総裁選では石破茂氏、今回の総裁選では小泉進次郎氏に投票しており、いずれも高市氏とは対立する立場を取っていました。
党員からは「常に裏切る側にいる」「自民党の顔を潰している」との声が上がっており、今回の発言で完全に信頼を失ったといえるでしょう。
■「命乞い謝罪」後も冷たい視線…造反議員の未来は?
両院懇談会後、記者団の取材に応じた船田氏は「私の意見は少し極端で、独り言のようになってしまった」と自嘲気味にコメント。
しかしこの“命乞い謝罪”も、党内の空気を変えることはできなかったようです。
一部では「21日の指名選挙でさらに造反者が出る」との噂もありますが、今回の船田氏の“公開処刑”を見た他の議員たちは、反面教師として沈黙を選ぶ可能性が高いとみられています。
■まとめ:「反旗を翻した代償」はあまりにも重かった
かつてはベテランとして一定の存在感を示していた船田元氏。
しかし今回の一件で、
・党内の支持を完全に失い
・地元選挙区でも不信感を買い
・ネットでも“政治生命終了”と断じられる
まさに“孤立無援”の状態に追い込まれました。
高市政権が本格始動する中、造反議員たちがどこまで生き残れるのか――。
次の解散総選挙では、“裏切り者リスト”が厳しく審判を受けることになりそうです。
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